大検という制度

高校卒業程度の学力を証明

以前は大検(大学入学資格検定)と呼ばれた高校卒業程度の学力を証明するような資格があった。現在はその名称が変わり高校卒業程度認定試験となっているようだ。巷では高認試験のように略されていわれることが多いようである。この試験に合格するための予備校やスクールも探せばいくつかがあるようだ。この試験をクリアーすると、大学受験や高校卒業が条件となっているような各種学校や資格試験を受験することができるようになる。なんらかの事情で高校に進学できなかったり、中退せざるを得なかった人で進学、もしくは公的資格を目指すのであれば道が閉ざされることはない。その制度自体も古くからあるが、その中身は大方において変わらないものの、多少は変化が見られるようである。

取得後の目指す道

高校卒業程度の学力を証明できる資格試験ではあるものの、高校を卒業したわけではない。このことが将来において大きな影響を与えることになるかは、上記のように大検取得後の目指す道によって異なってくるだろう。つまり高校の学力を証明するだけでは単なる自己満足にしか過ぎないということにもなりかねない。もし自分の身内がこの試験を受ける状況であれば、合格後の考え方についてよく確認すべきであろう。

大検の内容や難度

その試験の内容や難度といったものが、これから受ける人やその家族は気になるかもしれない。だが、その内容は基本的な事項が多くを占め、一通り真面目に目を通して理解していれば合格するのはさほど難しいことではないように思える。合格後は、進む道がいくつもあるが、何年たってもその効力が失われることはない。例えば10年後に高校卒業程度の学力を有する者を受験資格とするような状況があったとしても、すぐにそれを証明する書類を発行してもらえるようである。大検は、何らかの事情があって高校進学でできなかったが、特に進むべき道もないという人には絶対に取得しておくべきものといえると思う。





Posted by chie26 at 08:10│Comments(0)教育
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